大学受験に向けて英語を勉強しているものの、「塾に通ったほうがよいのかわからない」「どの塾が自分に合うのだろう」と悩んでいる高校生もいるでしょう。
大学受験向けの英語塾には、集団指導や個別指導、映像授業などがあります。塾によって授業の進め方や学べる内容が異なるため、有名な塾や合格実績の多い塾が自分にも合うとは限りません。
英語塾を選ぶときは、まず自分が英語のどこでつまずいているのかを整理します。そのうえで、志望校の入試問題に対応できるか、必要な添削や学習管理を受けられるかを確認しましょう。
本記事では、英語塾が向いている人の特徴や授業形式の違い、自分に合う塾の選び方を解説します。
大学受験の英語対策で塾が向いている人・独学が向いている人
大学受験の英語対策では、必ずしも全員が塾に通う必要はありません。自分で学習計画を立て、必要な教材を選び、計画どおり勉強を続けられる人は独学でも対策できます。
反対に、何を勉強すればよいかわからない人や、点数が伸びない原因を自分で見つけられない人は、塾を利用することで学習を進めやすくなります。
まずは、英語塾を利用したほうがよい人と、独学でも対策しやすい人の違いを確認しましょう。
英語塾を利用したほうがよい人
英語塾を検討したいのは、自分だけでは勉強の進め方を決めにくい人です。たとえば、次のような悩みがある場合は、塾で指導を受けるメリットがあります。
- 単語や文法の基礎に抜けがある
- 何から勉強すればよいかわからない
- 長文を読めない原因がわからない
- 英作文や要約問題の添削を受けたい
- 計画を立てても勉強が続かない
- 志望校に合った対策方法がわからない
長文読解が苦手に見えても、実際には単語の知識が足りない場合や、英文の構造を正しくつかめていない場合があります。原因を見つけないまま長文問題だけを解き続けても、点数は思うように伸びません。
現在の課題を分析してもらい、取り組む教材や順番を決めたい人には、英語塾が向いています。
独学でも英語対策を進められる人
独学でも英語対策を進めやすいのは、現在の実力と志望校との差を自分で把握できる人です。模試や過去問の結果を見て、「文法問題の正答率が低い」「文章を読むのに時間がかかる」など、改善すべき点を具体的に説明できるかが目安になります。
課題に合った教材を選び、毎週の学習量を決められるかも確認しましょう。計画を立てるだけでなく、予定どおり進まなかったときに内容を調整する力も必要です。
学校の先生に質問でき、英作文の添削も受けられるなら、塾に通わず対策できる場合もあります。判断に迷うときは過去問を解き、間違えた原因と次に取り組む勉強を自分で決められるか確かめてください。
大学受験向け英語塾の主な授業形式
大学受験向け英語塾の授業形式は、主に集団指導、個別指導、映像授業の3つです。どの形式にも特徴があり、勉強しやすいと感じる形式は人によって異なります。
なお、通塾型とオンライン型は授業を受ける場所の違いです。集団指導や個別指導をオンラインで受けられる場合もあるため、授業形式とは分けて考えましょう。
周りの生徒と一緒に学ぶ集団指導
集団指導は、同じクラスの生徒が一緒に授業を受ける形式です。決められたカリキュラムと時間割に沿って進むため、自分で学習のペースを作るのが苦手な人でも勉強を続けやすくなります。
同じ大学や近いレベルの大学を目指す生徒と学べる点も特徴です。周りの生徒が勉強する姿から刺激を受ける人や、競争のある環境でやる気が出る人に向いています。
ただし、授業はクラス全体のペースで進みます。わからない部分が残ったまま先へ進む可能性もあるため、授業後に質問できるか確認してください。自分の英語力とクラスのレベルが合っているかも、体験授業や入塾前のテストで確かめましょう。
自分の苦手に合わせて学ぶ個別指導
個別指導は、生徒一人ひとりの理解度や目標に合わせて、指導内容を調整しやすい形式です。苦手な分野を集中的に学びたい人や、中学英語まで戻って復習したい人に向いています。
授業中に質問しやすいため、わからない問題をそのままにしにくい点も特徴です。問題を解く様子を講師に見てもらえば、知識不足だけでなく、英文の読み方や問題の解き方にある課題も見つけてもらえます。
個別指導といっても、講師と生徒が1対1とは限りません。講師一人が複数の生徒を担当する塾もあります。講師一人あたりの生徒数や担当講師が固定されるか、授業中にどのくらい問題演習ができるかを確認してください。
自分のペースで受講する映像授業
映像授業は、録画された講義を視聴して学ぶ形式です。受講する時間を選べる場合が多いため、部活動や学校行事と両立したい人に向いています。理解できなかった部分を繰り返し見たり、得意な単元を早く進めたりできる点も特徴です。
一方、映像を見ただけで勉強したつもりになりやすい点には注意が必要です。授業の内容を理解していても、自力で問題を解けるとは限りません。視聴後に復習し、問題を解く時間まで確保する必要があります。
映像授業を選ぶときは、質問できる相手がいるか、確認テストがあるか、受講状況を管理してもらえるかを調べましょう。自分だけで学習を管理するのが難しい場合は、面談や進捗確認のある塾が候補になります。
大学受験の英語塾を選ぶときのポイント
大学受験の英語塾を選ぶときは、「授業がわかりやすいか」だけで判断しないようにしましょう。必要な指導は、現在の英語力や志望校の問題形式によって変わるためです。
単語や文法から学び直したい人と、英作文の添削を受けたい人では、選ぶべき授業が異なります。自分の苦手分野を整理したうえで、必要な指導を受けられる塾を探してください。
英語が苦手な原因を見つけてもらえるか
「英語が苦手」「長文が読めない」といった悩みだけでは、取り組むべき勉強を決められません。長文を読めない場合でも、単語を知らない、文法を理解していない、英文の構造をつかめない、読む速度が遅いなど、複数の原因が考えられます。
英語塾を選ぶときは、入塾前のテストや面談で苦手の原因を調べてもらえるか確認しましょう。点数や偏差値を見るだけでなく、どの問題で、なぜ間違えているのかまで分析してもらえると、取り組むべき勉強が明確になります。
診断を受けたあとは、使う教材や受ける授業、その順番について説明を求めてください。自分の課題と授業内容の関係がわかれば、必要のない講座を受ける事態も避けやすくなります。
自分が苦手な分野を重点的に学べるか
大学受験の英語には、単語、文法、英文解釈、長文読解、英作文、リスニングなど、複数の分野があります。塾によって対応している分野や、力を入れている指導は異なります。
文法が苦手なら、解説を聞くだけでなく、理解度を確かめる問題演習が必要です。長文読解では、文章の読み方を教わったあとに、自分でも同じ手順で読めるよう練習します。英作文を伸ばしたいなら、答案を書いて添削を受けられる環境が必要です。
塾の公式サイトや案内資料を見るときは、講座名だけで判断せず、授業で何をするのかを確認してください。自分が伸ばしたい分野と、授業内容や指導方法が合っているかが判断基準になります。
必要に応じて基礎まで戻って学べるか
大学受験向けの授業だからといって、最初から入試問題ばかり解けばよいわけではありません。単語や文法の基礎に抜けがあると、難しい長文の解説を聞いても十分に理解できないためです。
たとえば、高校英文法の問題で間違いが多い場合、中学で習う文の形や品詞から確認したほうが理解しやすいこともあります。苦手な範囲まで戻るのは遠回りに見えますが、土台を整えることで、その後の学習を進めやすくなります。
基礎に不安がある人は、学年に関係なく必要な範囲へ戻れるか確認しましょう。復習すべき単元を見つけるテストや、理解度を確かめる確認テストがあるかも見ておきたい項目です。
志望校の英語問題に対応しているか
大学や学部によって、英語の問題形式は異なります。長文読解を中心に出題する大学もあれば、英文法や英作文、リスニングなどを含む大学もあります。志望校で出題される問題に合わない勉強を続けても、入試本番の得点には結びつきにくくなります。
塾を選ぶときは、志望校の過去問を使った指導を受けられるか確認してください。大学名だけでなく、志望学部や利用する入試方式まで伝えます。同じ大学でも、学部や入試方式によって問題が異なる場合があるためです。
まだ志望校が決まっていない人は、基礎学習から志望校別対策へ移る時期を聞いておきましょう。志望校が決まったあとに、学習内容を調整してもらえるかも確認してください。
英作文や要約問題の添削を受けられるか
志望校で英作文や要約問題が出題される場合は、答案の添削を受けられる塾が候補になります。自分で模範解答と見比べるだけでは、書いた内容がどのように評価されるのか判断しにくいためです。
添削では、文法や単語の間違いだけでなく、設問に正しく答えているか、話の流れが自然か、必要な内容が入っているかも見てもらいましょう。添削後に書き直して再提出できれば、指摘された点を自分で修正できるか確かめられます。
入塾前には、添削を受けられる回数や提出方法、返却までの期間を確認してください。授業を担当する講師が添削するのか、別の担当者が見るのかも聞いておくと安心です。
授業後に復習と問題演習ができる仕組みがあるか
授業の説明を理解しただけでは、入試問題を解けるようにはなりません。教わった内容を復習し、自分で問題を解く時間が必要です。
塾を選ぶときは、授業後の宿題や復習テストが用意されているか確認してください。宿題を出すだけでなく、提出状況や正答率を確認し、理解できていない部分を次の授業で扱ってもらえると、苦手を残しにくくなります。
質問できる時間や方法も見ておきましょう。自習中にわからない問題が出たとき、講師へ直接聞けるのか、決められた時間に質問するのかによって利用しやすさが変わります。授業、復習、問題演習、質問までを一つの流れとして続けられる環境か確かめてください。
英語に使う勉強時間を管理してもらえるか
英語の成績を上げるには、授業がない日にも単語学習や問題演習を続ける必要があります。自分で計画を立てるのが苦手な人は、授業外に取り組む英語学習まで管理してもらえるか確認しましょう。
学習管理のある塾では、1週間ごとに使う教材や取り組む範囲を決める場合があります。ただし、計画を渡されるだけでは、勉強が遅れたときに対応できません。進み具合を定期的に確認し、必要に応じて計画を組み直してもらえるかが判断の分かれ目です。
毎日取り組む内容まで決めてほしいのか、毎週の目標だけ決めてもらえば進められるのかによって、必要な管理の細かさは変わります。自分が一人で管理できない部分を整理してから比較してください。
英語だけ受講する場合も受験科目全体とのバランスを相談できるか
英語だけ塾で受講する場合も、受験科目全体への時間配分を考える必要があります。英語の授業や宿題が多すぎると、数学や国語などに使う時間が足りなくなる可能性があるためです。
入塾前の相談では、英語以外の受験科目や現在の成績、学校の予定も伝えましょう。そのうえで、1週間に英語へ使える時間を考え、授業数や宿題量を調整してもらえるか確認します。
英語が苦手だからといって、勉強時間のほとんどを英語に使えばよいとは限りません。志望校の配点と各科目の成績を見ながら、合格のためにどの科目へ時間をかけるべきか判断してください。
気になる英語塾を見つけたら確認したいこと
自分に合いそうな英語塾を見つけたら、すぐに入塾を決めず、費用や通いやすさ、指導体制を確認しましょう。公式サイトやパンフレットだけではわからない点もあるため、入塾相談や体験授業を利用するのがおすすめです。
確認するときは、塾全体の特徴だけでなく、自分が通う校舎や受講予定のコースについて質問してください。
入塾後にかかる費用を確認する
英語塾にかかる費用は、毎月の授業料だけではありません。入塾金、教材費、季節講習費、模試代、施設や学習管理に関する費用などが必要になる場合があります。
入塾前には、希望する期間にかかる費用の総額を出してもらいましょう。通常授業の料金が予算内でも、夏期講習や冬期講習を含めると負担が大きくなる可能性があります。季節講習への参加が必須かどうかも確認してください。
英語だけを受講したい場合は、1科目から申し込めるかも聞いておきましょう。複数の講座を提案されたときは、それぞれの講座が自分のどの課題に必要なのかを確かめてください。
学校や部活動と両立できるか確認する
塾を選ぶときは、授業時間だけでなく、移動時間や宿題にかかる時間も考えましょう。部活動が終わってから無理なく通えるか、帰宅が遅くなりすぎないかを確認します。
固定された曜日に通うのが難しい人は、授業の振替制度を調べてください。欠席した授業を別の日に受けられるのか、映像で視聴するのかによって、学習の進めやすさが変わります。
体験授業の期間だけなら無理をして通えても、受験まで続けられなければ十分に活用できません。学校行事や定期テストの時期も考え、生活の中に塾の授業と復習時間を無理なく入れられるか判断しましょう。
実際に通う校舎の指導体制を確認する
複数の校舎を持つ塾では、校舎によって講師やクラス、自習室、質問対応の体制が異なる場合があります。塾全体の評判だけでなく、実際に通う校舎の環境を確認してください。
自習室を使いたい人は、利用できる曜日や時間、満席になった場合の対応を聞いておきましょう。授業がない日でも質問できるか、進路相談を誰が担当するかも確認したい項目です。
担当講師が変わる可能性や、講師が合わなかったときに変更を相談できるかも聞いておくと安心です。入塾説明を担当した人の印象だけで決めず、実際に指導を受ける講師や校舎の様子を見て判断しましょう。
体験授業で自分との相性を確かめる
体験授業では、「説明がわかりやすかった」という感想だけで終わらせないようにしましょう。自分が間違えた理由を説明してもらえたか、教わった内容を使って別の問題も解けたかを確認します。
授業のペースや質問のしやすさも大切です。説明が速すぎないか、わからないと伝えたときに別の方法で教えてもらえるかを見てください。集団指導ならクラスの雰囲気、個別指導なら講師との話しやすさも判断材料になります。
体験授業後の面談では、現在の課題と今後の学習方針を聞きましょう。勧められた講座が、自分のどの課題を解決するためのものなのかを説明してもらうと、入塾後の学習をイメージしやすくなります。
大学受験の英語塾選びでよくある失敗
英語塾に通い始めても、授業のレベルや指導内容が合っていなければ、思うように勉強が進みません。知名度や合格実績だけで決めず、自分の課題を解決できるかを見る必要があります。
塾選びで起こりやすい失敗を知り、入塾前の確認に役立ててください。
有名な英語塾なら自分にも合うと思ってしまう
有名な英語塾や大手予備校でも、すべての高校生に合うわけではありません。授業のレベルが現在の英語力より高すぎると、解説を理解できないまま授業が進む可能性があります。反対に、簡単すぎる授業では、志望校に必要な力を伸ばせません。
塾名だけで決めず、自分に合うクラスや講座があるか確認しましょう。クラス分けの方法や、成績が変化したときにクラスを移れるかも聞いておきたい項目です。
同じ塾でも、校舎や担当講師によって雰囲気は異なります。体験授業を受け、実際に通う校舎の指導を見てから判断してください。
合格実績だけを見て決めてしまう
合格実績は塾を比較する材料の一つですが、実績の多さだけで自分に合うかは判断できません。もともと英語が得意だった生徒の実績なのか、基礎から学び直した生徒の実績なのかによって、参考にできる内容が変わります。
合格者数を見るときは、どの校舎やコースの実績なのかを確認してください。講習だけを受けた生徒を含むかなど、集計の条件も見ておく必要があります。
大切なのは、現在の自分と近い課題を持つ生徒に対して、どのような指導を行っているかです。合格実績とあわせて、入塾後の学習内容や支援体制も確認しましょう。
長文が苦手だから長文講座を選んでしまう
長文問題の点数が低いからといって、長文講座だけを受ければよいとは限りません。文章を読めない原因が単語や文法の不足にあるなら、先に基礎を固める必要があります。
たとえば、英文の意味そのものを理解できない場合と、意味はわかるものの時間内に読み終えられない場合では、必要な勉強が異なります。前者なら単語や文法、英文の構造を読む練習が必要です。後者なら、まとまった量の英文を読み、時間配分を見直す練習が候補になります。
苦手な問題形式ではなく、解けない原因に合った講座を選んでください。入塾前のテストや体験授業を利用し、どの力が足りないのかを説明してもらいましょう。
授業を受けるだけで英語の成績が上がると思ってしまう
英語塾の授業を受けるだけでは、入試問題を解く力は身につきません。授業で学んだ単語や文法、英文の読み方を、自分で使えるようにする練習が必要です。
授業後は、解説を見ずに同じ問題を解き直しましょう。答えを覚えるだけでなく、なぜ間違えたのかを説明できる状態を目指します。時間を空けてもう一度解けば、学んだ内容が定着しているかも確かめられます。
塾へ通う回数を増やしすぎると、自分で復習する時間が不足する場合があります。授業と自習をセットで考え、無理なく復習できる受講数に調整してください。
大学受験の英語塾にはいつから通うべき?
英語塾に通い始める時期に、全員に当てはまる正解はありません。現在の英語力や志望校、受験までの残り時間によって判断する必要があります。
模試や過去問を解いて課題が見つかり、自分だけでは改善方法を決められないと感じたときが、塾を検討する一つのタイミングです。学年だけで判断せず、塾で何を教わりたいのかを明確にしましょう。
高校1・2年生から通う場合
高校1・2年生から塾に通う場合は、単語や文法などの基礎を固めながら、英語を勉強する習慣を作れます。高校3年生になる前に苦手を減らしておけば、志望校の過去問や発展的な問題にも取り組みやすくなります。
ただし、早く通い始めるだけで成績が上がるわけではありません。学校の授業についていくためなのか、大学受験を見据えて先取りしたいのか、塾へ通う目的を決めてください。
部活動と両立したい人は、授業時間だけでなく、宿題にかかる時間も確認しましょう。長く続けられる学習量から始め、必要に応じて受講内容を調整する方法が現実的です。
高校3年生から通う場合
高校3年生から通い始める場合は、受験までの期間を踏まえ、取り組む内容に優先順位をつける必要があります。すべての範囲を最初から同じように学び直すと、志望校対策に使う時間が不足する可能性があるためです。
まずは模試や過去問を使い、基礎知識が不足しているのか、入試問題に慣れていないのかを確認しましょう。そのうえで、基礎の復習と志望校対策にどのくらい時間を使うか決めます。
入塾相談では、受験までの学習計画を具体的に示してもらってください。授業数を増やしすぎず、自分で復習や過去問演習に取り組む時間も確保しましょう。
大学受験の英語塾に関するよくある質問
大学受験の英語塾を探していると、英語だけ受講できるのか、英語専門塾と総合塾のどちらがよいのかなど、入塾前に確認したい疑問が出てきます。
よくある質問への回答を見ていきましょう。
英語だけ塾に通うことはできますか?
英語だけを受講できる塾やコースはあります。ただし、受講できる科目数や申し込みの条件は塾によって異なるため、入塾前に確認が必要です。
英語だけ塾で学び、ほかの科目は独学や学校の授業で対策する方法もあります。英作文の添削や長文読解の指導など、自分だけでは取り組みにくい部分を塾で補う使い方も考えられます。
英語の授業や宿題に時間をかけすぎると、ほかの受験科目の勉強が遅れるかもしれません。志望校の配点と各科目の成績を確認し、英語に使う時間を決めましょう。
英語専門塾と総合塾はどちらがよいですか?
英語の特定分野を重点的に学びたい人は、英語専門塾が候補になります。単語や文法の基礎から学び直したい場合や、英作文の添削を継続して受けたい場合は、希望する指導に対応している英語専門塾を探してみましょう。
複数科目をまとめて対策したい人には、総合塾が向いています。英語以外の成績や勉強時間も含めて相談できれば、受験科目全体の計画を立てやすくなります。
ただし、英語専門塾なら必ず細かな英語指導を受けられる、総合塾では英語を詳しく教えてもらえない、とは限りません。塾の種類だけでなく、必要な授業や添削、学習管理を受けられるかで判断してください。
英会話スクールでも大学受験対策はできますか?
大学受験対策に対応したコースがある英会話スクールなら、選択肢になる場合があります。ただし、日常英会話を中心としたコースと大学入試対策では、学ぶ目的や内容が異なります。
英会話を練習するだけでは、志望校で出題される英文法や長文読解、英作文などを十分に対策できない可能性があります。志望校の過去問を扱うか、筆記問題の解説や答案添削を受けられるかを確認してください。
リスニングやスピーキングを学びたい場合も、志望校の試験形式に合った練習が必要です。英会話を学べるかではなく、大学入試で求められる力を伸ばせるかを基準に選びましょう。
塾とオンライン教材を併用してもよいですか?
塾とオンライン教材は、それぞれの役割を分けられるなら併用できます。たとえば、塾で苦手分野を分析してもらい、オンライン教材で単語や文法の問題を繰り返し解く方法があります。
併用するときは、似た内容の授業や教材を増やしすぎないようにしましょう。複数の教材へ少しずつ手を出すと、どれも最後まで終わらない可能性があります。
まずは塾で使う教材と宿題を確認し、足りない部分だけをオンライン教材で補ってください。取り組む教材を絞り、復習まで終えてから次へ進むほうが、学んだ内容を身につけやすくなります。
自分の苦手と志望校に合う英語塾を選ぼう
大学受験の英語塾を選ぶときは、知名度や合格実績だけでなく、自分が英語で点を取れない原因を解決できるか確認しましょう。単語や文法に不安がある人と、英作文の添削を受けたい人では、必要な授業が異なります。
まずは模試や過去問の結果を見て、苦手な分野を整理してください。そのうえで、志望校の問題形式に対応しているか、授業後の復習や問題演習を支えてもらえるかを比較します。
気になる塾が見つかったら、入塾相談や体験授業を利用しましょう。自分の課題と必要な勉強を具体的に説明してもらえるかを確かめ、納得して続けられる英語塾を選んでください。


